ネタバレ無し！映画「プロメア」のあらすじ・見どころを紹介！

今日は2019年5月に公開され話題となったスタジオTriggerの長編映画「プロメア」をネタバレなしで紹介します。

あらすじ

突然変異した炎を操る人類「バーニッシュ」の出現による「世界大炎上」が発生し、人口の半分が焼失した後の世界。

「世界大炎上」を免れた人類は各地に都市を形成し存続していた。

その都市のひとつ巨大都市プロメポリスでは、高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」が過激派バーニッシュによる火災の消火活動を行い、都市の存続を存続していた。

バーニングレスキューの隊員ガロ・ティモスは、プロメポリスの火災現場で炎上テロを繰り返す過激派バーニッシュの組織「マッドバーニッシュ」のボスである少年リオ・フォーティアと出会う。

救命消防の信念を燃やすガロと、バーニッシュの誇りを胸に生きるリオはぶつかり合う。

二人の戦い、そして人類とバーニッシュの想いが交錯する。その先に待つ結末は..

ネタバレ無し！見どころ紹介

豪華！制作陣スタッフ

制作・監督・脚本

本作は「キルラキル」「リトルウィッチアカデミア」「宇宙パトロールルル子」といった日本アニメ界でも異彩を放つ作品を制作した制作会社 Triggerによる長編劇場アニメーションです。

監督 今石洋之氏と脚本 中島かずき氏は「天元突破グレンラガン」「キルラキル」といった知る人ぞ知る
テレビアニメ作品でもタッグを組んでいる盟友です。

独特のテンポ・スピード感と誰もが理屈抜きに熱くなれる演出とストーリー展開は本作でも遺憾なく発揮されています。

玄氏のSF作品の脚本は圧巻であり、本作でもその能力を遺憾なく発揮しています。

音楽

音楽は「バブル」「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」を担当している澤野弘之氏が担っています。

映画「バブル」での音楽担当は印象的で、作品の世界感や登場人物の感情を引き出す作品に合った音楽を紡ぐ感覚は他にはない個性を感じます。

主題歌もSuperfly氏によるもので作品の空気にあった楽曲であり作品の世界観を表現する上でこの上ないキャスティングだと感じます。

出演キャスト

出演声優はベテラン声優から今を時めく俳優さんまで非常に豪華なキャストとなっています。

アニメ好きの方の中には「俳優さんの声優主演はちょっと..」と感じる方もいるとは思いますが、主演の松山ケンイチ氏・早乙女太一氏・堺雅人氏の本作の演技を感じればこの上ない布陣だと誰もが考えるのではないでしょうか。

また、これまでの監督 今石洋之氏の作品をご存じの方は「キルラキル」の”本能寺学園 四天王”の声優再集結は自ずと期待するところだと思います。

今石・中島節炸裂！これぞスタジオTriggerの底力

アニメ以外の映像作品を想定しても他に類のないテンポ・スピード感の心地よさは随一です。

そのスピード感の中で畳みかける人物の熱き心・ストーリーは理屈抜きに美しく猛々しいです。

監督 今石洋之氏、脚本 中島かずき氏のタッグでしか成せない作品であり、この作品に触れて心が躍らない人はいないのではないでしょうか。

この作品の世界観を継承して、この作品を超えていくには「プロメア」スタッフの再集結無くしてなしえないのではないかと感じるほどです。

3Dアニメーション技術の導入による迫力の戦闘シーン

監督 今石洋之氏はこれまで2Dアニメーションでのデジタル作画と人物の感情の高ぶりを表現する上での手書きによるアナログ作画を使い分けていましたが、本作では3D作画も導入し戦闘シーンでの没入感は素晴らしいです。

3Dアニメーション技術による戦闘シーンのド迫力・奥行の広さはぜひ感じてほしいです。

唯一無二の色彩感覚の美しさ

パステルカラーによる火の表現などこれまでない試みを行っていますが、これも画面全体を美しく彩るための演出です。

マッドバーニッシュの黒を基調とした戦闘スーツ、バーニングレスキューの装備、プロメポリスの街並み などどこかアメコミを思わせるデザインの中にも光る美しく優しい色使い。

ストーリーの熱さとは対照的に、万人が美しいと感じるクールな色彩感覚もこの作品の見どころです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

映画「プロメア」はまさにスタジオTriggerが示したアニメーションの未来が詰まった作品です。

映画としての完成度もさることながら、日本アニメーションの未来を背負って立つ！そんな覚悟も感じられる作品です。

日本アニメがまた新たに世界に飛び立つ、その歴史の一歩をみなさんも感じていただけたらと思います。

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【映画パンフレット】 『プロメア』