このページでは2022年5月公開の話題となった映画「バブル」を紹介します。
ネタバレ一切なしです!
これを読めば、あなたも「バブル」を見たいと感じるはずです!
こんな方にオススメの記事です!
- 「バブル」をまだ見たことがなくて、”あらすじ”を知りたい方
- 「バブル」を見ておらず、”ネタバレ無し”で作品の魅了を知りたい方
- もう「バブル」を観たが、改めてその魅力にもっと触れたい方
今日はNetflixプレゼンツ 映画「バブル」をネタバレなしで紹介します。
日本が誇るアニメ作品で、この記事を読めばきっと見てみたいと思うはずです。
テレビCMやSNSで宣伝していました。
絵がとってもキレイで印象的でした。
あらすじ
原因不明の降泡現象によって降り注いだ泡によって、自然摂理が崩壊した東京。
自分の居場所を失った若者たちは重力のゆがんだ東京を駆け回るパルクールのチーム戦・「トウキョウバトルクール」に全てをかけていた。
チーム「ブルーブレイズ」のエースで孤独な少年「ヒビキ」は東京の街を駆けるうちに重力の歪んだ海へ落ちてしまう。
海に落ちたヒビキは謎の少女「ウタ」に助けられる。
二人の出会いが二人のこころを変えていき、東京を変えていく..
ネタバレ無し!見どころ紹介
豪華!制作陣スタッフ
制作・監督
本作は「進撃の巨人」「ヴィンランド・サガ」「SPY×FAMILY」の制作を行った制作会社 WIT STUDIOによる長編劇場アニメーションです。
監督 荒木哲郎氏は「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」といった世界的にも大きな話題になった作品を多く手掛けており、これらのキャリアだけを見ても本作の期待値は自然と上がるのではないでしょうか。
脚本
脚本はゲーム・アニメ作品・舞台と幅広い分野で脚本・シナリオライターをされている虚淵玄氏が参加しています。
個人的にはポリゴンピクチュアズ制作の「GODZILLA(通称アニゴジ)」シリーズの脚本も担当した虚淵玄氏のSF作品の脚本は圧巻であり、本作でもその能力を遺憾なく発揮しています。
音楽・出演キャスト
音楽は進撃の巨人・甲鉄城のカバネリで監督 荒木哲郎氏との関係性も深い澤野弘之氏が担当しています。
映画「プロメア」での音楽担当は印象的で、作品の世界感や登場人物の感情を引き出す作品に合った音楽を紡ぐ感覚は他にはない個性を感じます。
主題歌もインターネット発で若者から絶大な支持を得ているEve氏によるもので作品をより上質なものへと引き上げていると感じます。
また、出演声優はベテラン声優から今を時めく俳優さんまで非常に豪華なキャストとなっており、作品世界と躍動感を演出する上でこの上ない布陣と言えるのではないでしょうか。
いま話題の中心にいるクリエイターがたくさん参加しています。
制作陣のこれまでの作品を知ってる人も必見です。
その通りです。
でも制作陣のこれまでの作品を知らなくても楽しめる美しい映像美と内容です。
引き続き見どころをネタバレ無しで紹介していきます!
進撃の巨人のノウハウを進化させたパルクール演出
監督 荒木哲郎氏が「進撃の巨人」で表現した独特のロープアクションのノウハウはこの映画「バブル」でも発揮されています。
物理現象が崩壊した東京でのパルクール演出は進撃の巨人のノウハウをふんだんに詰め込みつつ、泡のエフェクト・崩壊した東京を背景に進化を遂げています。
物語中盤のパルクール対決はそのヒビキ・ウタの高揚感を引き出しこの上なく美しいです。
このシーンだけでも一見の価値ありです。
先端技術と美しい作画、デジタルとアナログの融合
この映画のテーマでもある泡のエフェクトのパステルカラー反射をデジタルの力で美しく描く一方で、登場人物の心理描写には手書きにこだわったシーンも多く、描きたいものを効果的に描くためのデジタルとアナログの取捨選択のバランス感覚も現代ならではだと感じます。
泡、渦、この世界を織り成す自然の摂理とその美しさが余すことなく表現されています
ヒビキとウタの青春、純粋な愛
アニメ「エウレカセブン」をご存じでしょうか。
テレビアニメシリーズ・劇場版と物語が変化する中でも変わらないエウレカ・レントンの美しい愛と関係性、描写。
エウレカ・レントンを思い起こさせるような狂おしいほどの青春・切なさも映画「バブル」の見どころだと感じます。
物語の後、ヒビキがこれから何を感じ、どう生きていくのか想像してみても面白いのでは!
映画「AKIRA」を想起させられる場面・アングル
この映画では全編を通して「AKIRA」に敬意を持ってオマージュされた場面がたくさん出てきます。
映画「AKIRA」を見た上で「バブル」を見ると日本アニメーションに脈々と受け継がれている遺伝子を感じることができると思います。
おもしろそうです!
今週末はおうちで「バブル」です。
興味を持ってもらえてよかったです!
すでに観た人もこの記事で新しい発見があればうれしいです。
普段アニメを見ない人も絶対楽しめると思います!
見どころPOINT!
- 豪華な制作陣やスタッフ、キャストによる最先端の作品
- 「進撃の巨人」のノウハウが一層際立つパルクールシーン
- デジタルとアナログ作画の心地よい使い分け
- 切なくも儚い愛、そして青春
- 「AKIRA」を連想させる日本アニメの遺伝子
まとめ
いかがでしたでしょうか。
映画「バブル」はまさに現代の技術とクリエイターの新しい感性が融合した美しい作品です。
普段アニメは見ない..といった方もぜひこの美しい映像と物語からアニメの面白さにふれてみてください。
また、見どころ紹介でも書かせていただいた通り、過去の映像作品を知っていればより楽しめる要素もたくさんあります。
自分なりの映画「バブル」の楽しみ方を見つけてみてください!
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